久々の日記になります。
統括店長の井上です(^◇^)
10月の17日から31日までバンコクの伊勢丹で関西の注目されているお店が集まった関西フェスティバルに今回和歌山代表として参加させて頂きました。
丸田屋以外の場所で、はたまた異国の地で、どのような設備で、どのような感じで、どのような人と一緒に仕事をするのかすごく楽しみでしたが、不安もありました。
ついた次の日から早速準備に取り掛かりました。
っと言っても今回はスープもネギもメンマもほとんど全部用意済みだったので後はチャーシューだけだったのですが、これが苦戦しました。
僕の頭の中では日本にあるお店と同じ様な人が一人すっぽりと入れるような寸胴を想像していたのですが、現実は俺のお尻しか入らないような『鍋』でした。
醤油はあふれたい放題で、チャーシューはなかなか回すことが難しい!!
自分が当たり前だと思っていた環境が今までどれくらい恵まれた環境で仕事をできていたか思い知りました。
しかし、『こんなん絶対無理やで!!』って思っていた作業も二回、三回と繰り替えすうちに慣れてきました。
この調子であとはスライサーでチャーシューを切っていくだけやと思いきや、スライサーがないとのこと!
『ま、ま、マジですかー。。。』
『ど、ど、どないすんねん!!』
まさかの包丁!!
包丁で3mm~5mm単位の手作業で社長と僕とタイの『マム』というスッタフと3人で切っていくのですがだんだんとチャーシューの幅が大きくなっていく僕、社長を尻目にマムは「機械か?」っと言うぐらい正確にきれいに切っているのを見て感動しました。
左 マム ・ 真ん中 僕 ・ 右 ペーン |
さぁ、社長と僕が一番心配していたこと、異国の地で店をやる上で一番難しいのは言葉の壁です。
社長も、僕も、英語も喋れなければタイ語も喋れませんでしたが、かたことの英語と、かたことの日本語、後は伝える気持ちで、言葉なしでも雰囲気でみなを丸田屋悪乗りワールドに引き込み。みんな楽しそうに毎日仕事をしてくれていてとても嬉しかったです。
今回、今まで経験したことのないことばかりで当たり前が当り前じゃないってこと、全てはみんなの協力なしではなにもできないということ、そして何よりもまだまだ勉強不足ということを思い知りました。
いい経験をさせてくれた丸田屋のスタッフに感謝します。
ありがとう。